無題
『あなたもそうですが、今の地球には非常に数多くの死の道案内人がいます。
彼らは死者とともに未知の世界に入っていく能力があり、かつそれを奉仕の気持ちでやってくれる人たちです。
こちらの世界から向こうの世界へと境界線を越えていく人たちのために、心のやすらぎを与えるのが死の道案内人です。
生者の世界と死者の世界のあいだに非常に活発な交流が復活するでしょう。
死者の世界に渡る人たちは、何一つ失うわけではありません。
彼らのなかにはこういう人もいるでしょう。
「私はひとつの周期を完了した。 もうこれ以上苦痛に満ちた肉体を選ぶ必要はなくなったし、恐怖のなかで死ぬ体験ももう二度とする必要はなくなった。」
いまという時代に地球にやってきた人の多くは、死とはどういうことかを理解するという目的でやってきたのです。
彼らはアストラル界の低い局面に抑え込まれ、周波数をコントロールされてきた人たちです。
地球を離れていく人たちの援助をするということは、あなた方の誰にとっても非常に難しい仕事です。
これはその人の命を奪うという意味ではありません。
肉体とコミュニケーションをはかりながら、長く肉体にとどまればとどまるほど、この世界からあの世界への移行は容易になります。
あなたが死について想像していることを除けば、死には恐れることはなにもありません。
死はすべてあなたの命令のままに設定されるでしょう。 勇気をもって理想的な死を創造してください。
あなたはこう考えるかもしれません。
「私にはこれはできない。死を直視することなんてできない。あまりにも恐ろしすぎる。」
あなたの心を開き続けてください。 女神にその仕事をまかせてください。
そうすれば、人が地球という舞台から退場していくとき、そうする機はまさに熟していて、完璧なタイミングなのだとわかるでしょう。
そうです。 さまざまな出来事がすべて計画されているのです。
しかし、その計画にマッチした意識がなければ出来事は展開されないのです。
死の道案内人になると、死者の世界に行って戻ってくることが出来ます。
古代エジプトでは、これが実際に行われていたのです。
死んでいく人を船に乗せて彼岸まで行き、それから戻ってきて彼らがどこに行ったのかを人々に伝えてください。
だれかの死に付き添うとき、あなた自身は大きなマントになって、あなたの体の分子を拡散させてください。
巨大なマントになりながら、死んでいく人と一体となり、その人と一緒に行ってください。
光の柱をつくって、その光を上昇させ、光と一緒にあなたも上昇し、何が起きるか体験してみてください。
自分の両親にあげることができる最高の贈り物のひとつは、彼らが地球を離れる手伝いをしてあげることです。
この地球に生まれることを手伝ってくれた、その逆の同じことをしてあげるのです。
あなた方の多くに死んだ人々が接触してきて、彼らは行き詰って身動きがとれず、彼岸まで行くためには助けてもらう必要があるというかもしれません。
彼らは死んで何か月、あるいは何年も経過している人たちであるかもしれません。
これにはちょっと違った種類の死の道案内が必要になります。
「光のほうに行きなさい。 光のほうに行って友達を探しなさい。」と言ってみるのもよいでしょう。
どうすればこれができるかは、自然に覚えていくでしょう。
そのための情報はあなたの細胞のなかに入っているのです。
講義を受けて学ぶという種類のものではありません。
あなたはどうすればそれができるか思い出すでしょう。
またあなたがその人に強い愛着を感じている場合、一緒にこの旅をすることは許されないかもしれません。
というのは、そういう場合、あなたは帰ってきたくないと思うかもしれないからです。
しかし、非衛生的であるから死とは関わりたくないと考えてるとしたら、ニュースをお知らせしましょう。
これから何年かの間、死との直面を避けることは不可能です。』