カラス二重ネット
『私たちはあなた方にいろいろな物語を語ることによって教えます。
多分、いつかあなた方は私たちの物語の本質を見抜くときがくるでしょう。
そのとき、あなた方には私たちの物語はもはや必要ではなくなり、それまでのさまざまなパラダイムを打ち砕き、より大きな現実を把握することが出来るでしょう。
その日が来るまで、私たちは物語を通してあなた方に語りかけ、あなた方を楽しませながら、あなた方が怖がって立ちすくんでしまうような場所に誘い続けるでしょう。
その場所とは、あなた方の魂の旅のもっとも深いところでコミットしている場所です。
間もなく、本当にこの周波数のキーパーになることにコミットしている人と、ただ、そのことを話しているだけの人とを区別する必要が出てくるでしょう。』
今日は剪定等の庭作業をしていると、区長さんらしき人がゴミネットの寸法を測りに来ていた。
あいにく班長の方はテニスに出かけたようだったので、自分が要件を聞いておいた。
カラス対策に動いているハズで、道路交通法かなんかで勝手に箱モノを設置することは出来ないんだね。
どうやらカラスに効果があると言われている黄色いネットを自治会の方でくれるようで、今のと二重にする感じになるんだね。
足が悪いようだったので、どうせ自分たちの班だし誰が取りに行ってもいいようなので、自治会事務所に電話してネットを取りに行こうかとしたら区長さんが取りに来られるとのこと。
しばらくして、言伝を便箋で班長さんに伝えようと玄関を開けたときに、ちょうど区長さんがネットを持ってきてくれた。
これをうちらの班で設置せにゃならんハズなのだ。
なんでも足は昨日くらいから痛いとのこと。 ストレスかな。。
ネットを代わりに受け取っておきますかと話をしていると、中から班長さんがお見えになった。
いつの間にか帰って来られてたようだ。
ついでに、自分たちが揃っているときにやっつけで取り掛かることに。
なんだか、下見がてら周辺を見回っているときは結束バンドで留めているようだったが、家に針金があるので、ちょっと引っかかったりするかなとも思ったが、縛って先っちょをペンチで丸めとけばなんとか怪我とかはしなそうだ。
なにか下に重しのようなものも必要ということで、庭に転がっているホースを取り付けた。
(これを硬いものにしてしまうと網の両サイドをうまい感じに塞げない。 なかなか奥が深い。。)
とりあえずはこんなもんで様子見だね。 疲れてるしw
ご高齢で、車を処分されたりしてる班長の方のお顔からも汗がしたたり落ちて思わず雨かと思った。
へぇ、それでわかったよ。
夢の中の簾越しの親父が見ていた、俺らとはあさっての方向は区長さんの家の方だったんだ。