琉球夫婦失傳唐手
「先生、カラ手というものは受けるとき一方の手でやると、もう一方の手は脇に引いてつけます。
自分の前は半分ガラ空きみたいになりますが、それでいいんですか?」
『唐手では夫婦手といって、攻めるときも防ぐときも、両手は夫婦のように仲良く連れ添って動くものだよ。
形にはいろいろな意味が隠されている。その意味が判らずに、形の表に出たことを、そのまま唐手だと思ったら大間違いで、キミのいったようにオカしなことになるよ。』
空(唐)手は両手が協調しあいながら、寄り添って動くものだった!!
レスラーのように。。🤼 そういえば虎拳の手の構えはレスラーのそれに似ている。
沖縄県の前身、琉球王国首都の首里系空手はナイハンチに始まりナイハンチに終わるという。
この双手突きは後ろの腕に突きの意味ないんじゃね?と思われるが。。
そこには見えざる立ち関節技が隠されていた!
シュートの際、それを極められたことを思い出したのはなんかの偶然だったのだろうか?
にしても、外国人の方がよほど物事の本質を見極める目があるのがなんとも皮肉なことである。
本当に素晴らしいものは、駆逐されるように見えながらなぜか生きながらえるものである。
そして、隠されているものには意味がある。<●>
ファインマン風に言えば、空手をわかったという人は空手をわかっていないのだ。(ง・ิω・ิ)ง